継続は力なり

去年から弊社でも溶接をスタートさせました。
初めは初歩的なアングル同士の溶接からはじめ、チャンネルの中に縦に補強材を取り付けるための溶接をした製品など、少しづつですがレベルアップしていきました。
今までは、殆ど曲げ専門でやっていましたので自分の曲げた製品がどのような使われ方をするのか？
また、どんなふうに他の部品と組み合わさるのか？
判らない事がありました。
しかし、自分の曲げた製品を目の前で仲間が溶接をしているので、
「なるほど、そこに取り付けるんだね！」と納得できるようになりました。
これによって、自分で手がけている製品の性質や次工程の事を
いままで以上に興味を持って製作にあたるようになりました。
一時期は溶接が不慣れなため、コスト的に合わない仕事も
正直ありましたが、「初めから上手くはいかない、失敗をおそれたら
技術の習得は出来ない採算度外視でもやってみよう」と
幹部の方々が異口同音に仰って励ましてくれたので、
今では画像のようなフレームも溶接できるようになりました。
「継続は力なり」・・・努力は報われるって事ですね。