この画像をご覧下さい。
鉄板の上に置かれた材料です。
長さは2000mm、幅は60mmで
厚さは6mmぐらいだったでしょうか。
反っているのが判りますね。
シャーリングの際に発生したクセです。
それがこのまま後工程に流れて来ました。
後工程はベンダーです。この反った材料をどうやって曲げるのか?
・・・答えは「このままじゃ曲げられない、修正するしかない」です。
よく「後工程は、お客さん」って言葉を耳にする事がありますね。
前工程の作業者にその意識が希薄なので、こんな事が起こる。
確かに納期に追いかけられていれば、反りを修正する暇も無く、
後工程にお願いするしかない場合もあるでしょう。
ここからここまでが私の仕事と決めるよりか、前工程と後工程の
リレーゾーンを多少、多めにとってやりくりする事も大切と思うが、
それなら一言「反りが出ちゃったから修正頼むね!」の言葉が欲しい。
いい事ばかりは、ありゃしない・・・。
でもね、悲観する事はありません。見えないモノが見えたんですから。
悪い部分は判った。あとはそれを一つ一つ潰していけばいい。
問題は悪い部分がいつまで経っても見えない場合が厄介で、
今回のようなケースは、やるべき事の方向性が判っているので、
それをひたすら追いかければいい。
さぁ!頑張っていこう!!
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