マシンの修繕

左側の画像は３メートルベンダー裏側の照明です。
ご覧のようにソケットが割れて
蛍光灯が点かずに薄暗い中で作業しています。
もう、だいぶ前から壊れていましたが、
なかなか修繕されなかった部分です。
なぜなら、ソケットしか壊れていないのに
照明器具を、まるごと交換するのは、
勿体無いという気持ちがあったからなのです。
最近の電化製品や自動車は、どこかが壊れるとその部品だけ
交換は出来ず、一体型のアッセンブリ交換に
なっている場合が多いですね。
一昨年の話ですが、２万円のデジカメが壊れたので修理の見積もりを
依頼すると「修理代は２万円ですね・・・どうしますか？」と言われました。
どうしますか？と言われても、よほどの想いいれが無い限り、
２万円で買えるものに２万円の修理代を払う気にはなれず、
仕方なく新品に買い換えました。　（本当は嬉しかったです）
話が、ちょっと横道にそれましたが・・・。

壊れた照明器具も、いつまでも放置する訳にはいきません。
新品の照明器具だと安いところでも５千円はします。
なるべく会社の経費をかけずに修繕したいと思い、
いくつかのホームセンターを色々と見て廻りました。
すると、ソケットの補給品が売られているではありませんか。
１個が、たしか１５０円ぐらいです。これを２個使います。
「これでなんとか修繕できないかな？サイズはどうだろう？」
とりあえず買って来て、現物合わせでやってみる事にしました。
案の定、サイズは違っていましたので、厚さ１ｍｍの鉄板を使って
切ったり貼ったりして、なんとかソケットを取り付けました。
頑張った甲斐あって、無事に修繕を終えました。
こんな小さな事でも達成感を覚えられるものですね。